助産師学校受験!私が助産科の受験の為にした勉強法
こんばんは!この投稿に目を留めていただきありがとうございます🥰今日は看護大学4年+助産専門学校1年で助産師国家資格を取得した私の助産師学校受験対策と勉強法
についてお話ししていきたいと思います。
目次
- はじめに明確にして欲しいこと
- 受験する学校を決める
- 受験科目は??
- 具体的な勉強法!
- 面接対策
- まとめ
では私のエピソードを交えながらお伝えしていきたいと思います!
はじめに明確にしてほしいこと
それはどうして助産師になりたいのかということです!ここがしっかりしていないと、正直入学できたとしても学校生活がつらくて卒業までたどり着けない可能性があります😭助産師学校での勉強・実習は本当にハードでつらいです!!
私は母が流産しつらい経験をしたことを知り、「女性にとって大きなライフイベントとなる妊娠・出産において、つらい経験をした人の心の支えとなれるよう相談にのりたい」と考えました。そして助産師となった結果、病院での勤務は激務で、患者さんや褥婦さんとゆっくり語り合う時間は無く、病院勤務という働き方を考えさせられることとなりました。助産師になったことで妊娠・出産を経験した人と関わることができても、実際にゆっくり話す時間は無いことに気づきました。
助産師になりたい理由が明確化することで、受験時の志望動機がはっきりすることはもちろん、助産師の仕事内容と自分のやりたい事が一致するかを知ることができます。
その為にも助産師はどのような仕事をするのかという下調べが必要です。多くは資格取得後に病院で働く人がほとんどだと思いますが、もちろんのこと夜勤があります。病院によっては産科以外の混合病棟で高齢者を看護することも考えられます。現在ではどの病院でも看護師不足ですので希望した病棟へ配属されず、思い描いた働き方と違った…という可能性もあります。
私の場合、病院での勤務に夜勤があることを甘く考えていたこともあり、最近は夜勤がとても苦痛です😅本来なら寝ている時間に働くと、身体的にも精神的にもダメージを受けると知りました笑。実際に働いてみないと分からないこともあると思いますが、先輩の看護師や多くの人の話を聞いて自分が働いているところを想像してみてください。
助産師について調べた上でそれでも助産師として働きたい!と思うことができれば助産師学校でも、その後の仕事でも少なからず楽しく仕事ができると思います!
受験する学校を決める
次に志望校を決めます。助産師になる為には看護師の資格が必要です。看護学校も専門学校や大学などさまざまありますが、特に大学では4年間のうちに助産師の資格が取れるところもあれば大学院に進学しないと取れない等さまざまな形式がありますので自分に合った学校を選びましょう。
ちなみに私は成績の関係で入学した看護大学は4年間のうちに助産師の資格は取得できなかったため、助産科のある専門学校でさらに1年勉強し5年かけて助産師の資格を取得しました。
学校によっては実習場所が学校から離れていたり、学費が全く違ったりしますので様々な学校を調べてみてください。
私は絶対に受かりたかったので、滑り止めの学校含め4校受験しました。そのうち2校はストレートで合格、第一希望の学校は追加合格(この学校に入学しました)、残りの1校は不合格でした。
田舎の方でしたので受験倍率は2〜3倍、第一希望の学校は4〜5倍程度だったと思います。都会の方ではもっと高いと思います…。年々助産学校が減っていたり、募集人数を減らしている…なんて話も聞きますので、絶対に受かりたいのであれば複数の学校を考えてみてください。
受験科目は??
志望校が決まったら受験科目を確認しましょう。多くは基礎看護・小児・母性といった分野での科目が多いと感じました。また、学校によっては英語があったり小論文があったりしますので、しっかり対策が必要です。
具体的な勉強法!
助産師学校の入試では実際に私が行った勉強法についてお話ししていきます。
学校によっては入試の過去問を公開している学校もありますが、どのような形式で出題されるか全く分からない学校もあります。私が受験した学校も入試の形式が分からずほぼ情報ゼロの状態で、具体的にどのように勉強すればいいのか全くわかりませんでした。
どのような形式でも確実に問題を解いていくためには基礎的な部分はもちろん、さらに詳しいところまで掘り下げて勉強が必要だと思いました。
まずは基礎的な部分について、一般的にテストに出しやすい様な教科書に太字で書かれた部分や、看護師国家試験で出題されやすいところは確実に点数を取る必要があります。私は看護師国家試験の過去問から、受験科目の分野(基礎看護・小児・母性)を中心に3回以上は解き直し、一つ一つの選択肢を細かく復習しました。
そして小児・母性はさらに詳しいところまで掘り下げるために、医学書院の教科書に赤シートで消える緑ペンで重要だと思う単語を消していき、教科書を最初から最後まで7周以上赤シートで隠しながら読みました。(どこかで教科書を何周も何周も読み返すことで頭に入ってくると聞いたので…)最初の1〜3周目くらいは隠れた単語が全く分からずとても時間がかかりましたがそのあとは徐々にスラスラ読めるようになってきます。7周目くらいになると、どの単語が覚えられないかが見えてきます。そして大体の単語が分かるとその単語の意味も頭に入っています。
あとは普通に看護師国家試験の過去問や夏期・冬季講習に参加し国試の勉強をしてました。小児・母性の分野の問題集などがあればそれを活用してみてください!(助産師国家試験の過去問は勉強しなくていいです!)
私が実際に受験をしてもっと対策しておくべきだった😭と思ったのは、性同一性障害や不妊、DVなどに関する部分です。どうしても妊娠や出産・産後の部分の勉強が濃くなってしまいますが、ある程度幅広く理解を深めていく必要がありますね😂
あとは英語に関してですが、私は1校だけ英語がありましたが、英語に時間をかけるのはもったいなく英単語アプリを使って英単語を少しずつ覚えていきました。あとは英文法・語法など、高校レベルの英語を復習しておくといいかと思います。(高校で使っていたものがあればアプリなどは必要ないかと…)
小論文に関しては入社試験などでテーマにされやすいものをネットで検索し、どういったエピソードを書いていくかノートにまとめました。小論文の書き方に関してはほぼネットの知識だけです笑。
面接対策
ほとんどの学校を受験する上で面接があるかと思います。面接試験における最低限の基本マナーを守り対策をしていきましょう。面接で聞かれることはある程度決まった質問があるかと思います。(なぜ助産師になりたいのか、なぜこの学校を選んだのか等…)自分で想像がつく範囲で質問される内容を書き出し、どのように答えていくかまとめましょう。まとめていく中で、自分の意見や考えが固定化してくるはずです。どのような質問でも自分の意見や考えがしっかり固定化していれば答えに詰まることはほとんどないはずです。
私は考えられる質問内容を全て書き出し、何と答えるか返答も全部ノートにまとめて覚えていきました。そして、家族・友人・学校の先生に協力していただけるなら面接官の役をしてもらい、本番の様に面接をしてもらいましょう。返答を覚えていてもいざ面接のような雰囲気になるとうまく答えられないことがあります。何度も練習していく必要があります。
時事問題も取り上げられる可能性もありますので、しっかりニュースや新聞などで調べてみてください。
まとめ
ここまでざっくりと私の受験について説明してきました。要点を下にまとめます。
- なぜ助産師になりたいのかをはっきりさせる
- 助産師の仕事について調べておく
- 受験する学校を決め受験科目を調べる
- 基本は看護師国家試験の過去問を使って勉強
- 出題されやすそうな重要な基本的な部分をおさえる
- 小児・母性は教科書を何度も読む
- 英語は高校レベルの単語と英文法
- 小論文はテーマになりやすい題材を調べる
- 面接は他の人の力を借りて本番の様に練習
私の具体的な勉強法について、ざっと説明しましたが、私は東京アカデミーの助産師学校受験対策講座に通いました。講座に入ると受験ガイドブックがもらえ、さらに詳しい入試データが分かります。小論文の添削や面接練習などもしてもらえるので講座に申し込むのも一つの受験対策です。
あくまで私の受験対策ですが、どのように勉強をすすめていけばいいか分からないと思っていた方のヒントになればと思います!助産師学校受験頑張ってください!😆今回の投稿に目をとめていただきありがとうございました!